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2016.4/19『熊本地震でエコノミークラス症候群』

   

 熊本地震でエコノミークラス症候群20名以上

名前以上に恐ろしいエコノミークラス症候群

残念な事に熊本地震ではエコノミークラス症候群による死亡も確認されてしまいました。

2002年にサッカー元日本代表高原直泰選手がこの病気にかかったことでその病名が広く知られました。

これを読んでいるあなたもこの病名は聞いたことがあるかと思いますが、わざわざ詳細を検索したりはなかなかないかと思います。

調べてみると名前の印象以上に恐ろしい病気でしたのでみなさんにもお伝えしたいと思います。

 

エコノミークラス症候群:詳細

エコノミークラス症候群の説明として深部静脈

(僕の手書きですみません)

エコノミークラス症候群:別名「静脈血栓塞栓症(じょうみゃくけっせんそくせんしょう)」と言い、深部静脈血栓症肺血栓塞栓症を併せた疾患のことです。

なかなか動けないことが多いのでこの名で呼ばれますが、ファーストクラスでも、飛行機以外でも起こります。

発症の原因は、長時間同じ姿勢のままでいると『下肢が圧迫されることでうっ血して血栓(=血の塊)ができ』(この状態が深部静脈血栓)、この『血栓が肺に運ばれ詰まってしまう』(この状態が血栓塞栓症)ことで起こります。

膝の手術を行った経験のある方は比較的かかりやすいそうなので注意が必要です。

 

エコノミークラス症候群の症状

  • 深部静脈血栓症:足がむくむ、腫れる、かゆみ、痛み
  • 肺血栓塞栓症 :胸痛、呼吸困難、ショック

放置しておくと死に至る大変危険な病気です。

 

エコノミークラス症候群と熊本地震の関連

今回の熊本地震では揺れが大きい余震が続いたため、

  • 「建物の倒壊を危惧し車の中に避難してじっとしている人が多い」
  • 「更に車のエアコンで長時間暖かい状態にする(血が固まりやすい)」
  • 「避難所でもうかつに動けない状態」
  • 「トイレが不便なため水分を控えてしまい血が固まりやすい状態になっている」

上記に加え、疲労やストレスで体調が悪化しやすい環境になっていることが原因として考えられます。

 

エコノミークラス症候群の予防策

  • 定期的に立ち上がったり軽く動く
  • ふくらはぎなど足をよく揉む
  • こまめに足首の運動をする
  • (物資の関係もあるでしょうが)水分補給

 

エコノミークラス症候群には【弾性ストッキング】が有効

上に載せた図の、深部静脈に血栓ができる事がエコノミークラス症候群の原因ですが、弾性ストッキングを履くと表在静脈は圧迫されるものの深部静脈までは圧迫されないため、かえって深部静脈の血流は速くなり、血栓ができにくくなります。

長時間履いていたり、気温で脱ぎたくなることもあるかもしれませんが、長時間動けないような時、もしくは1度エコノミークラス症候群にかかったことがある方はできるだけストッキングを脱がない方が良いと事です(複数のお医者さんのサイトでも推奨されていました)。

ストッキングを履かない男性は上記の予防策を意識してみてください。

 

熊本以外でもエクアドルで地震が発生したり、いつどこで地震が発生して同じく動きづらい状態になるかわかりません。

ちょっとした知識で助かる事もあると思うので、それぞれが持っている知識が上手く活用され事故や病気が少しでも未然に防げる事を願います。

一刻も早い事態の収束、復興を祈ります。

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